栄養・食事への関心、男性は年齢に比例(栄養調査)

 厚生労働省は平成12年国民栄養調査結果の概要をこのほど公表しました。それによりますと、男性の場合、年齢が高いほど食事や栄養への関心が高いことや、肥満が増加していることがわかりました。

 調査は全国から無作為に抽出した4,482世帯、12,271人を対象に昨年11月に実施しました。栄養摂取・食生活の状況や身体の状態を調べました。
 はじめに栄養や食事については、「まったく考えていない」または「あまり考えない」人の割合が男性は15〜29歳で約5割、30〜69歳で3割、70歳以上で1割、女性は15〜29歳で4割、30〜69歳で1割、70歳以上で2割となり、中高年層のほうが関心が高いことがわかります。

 一日最低一食、きちんとした食事を2人以上で楽しく30分以上かけて食べる人の割合は、全体で68%です。男性は50〜77%、女性は67〜79%です。この割合が最も低いのは20歳代の男性の50%です。

 外食頻度は20〜59歳の男性で高く、ほぼ3割がほとんど毎日1回以上利用しています。また、男女とも外食の利用頻度が高いほど野菜摂取量が少なくなっています。

 食事づくり(食品の買物や調理)は、男性ではほとんどしない人が7〜9割です。女性では30〜69歳で毎日2回以上食事づくりをしている人が6〜7割と高く、15〜19歳は1%、20〜29歳は21%、70歳以上では39%と低くなっています。

 次に身体の状況をみてみますと、男性の肥満の人の割合は、昭和55年、平成2年と比べ、20代以上のすべての世代で増加しました。平成2年で比べますと、60代では31%(12ポイント増}、50代では30%(4ポイント増)、40代では29%(1.4ポイント増)と、中高年男性でおよそ3人に一人が肥満になっています。

 逆に女性では70代以上を除いて肥満の人が減少しています。さらに60代以上を除いてやせている人の割合が高くなりました。とくに20代では24%(6.5ポイント増)、30代では17.5%(7.6ポイント増)と、若い女性では過剰なダイエットが進んでいます。


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