福岡と北海道が100万円超に (老人医療費)

 

 厚生労働省は2月19日の全国老人医療主管課長等会議で、老人医療費の状況を掲示しました。平成17年度見込みの都道府県別1人当たり老人医療費では、福岡県と北海道が初めて100万円を超えることが分かりました。

 17年度の老人医療費をみますと11兆6千億円で、16年度の11兆5763億円に比べて0.6%、237億円の増加が見込まれています。1人当たり老人医療費は17年度見込み82万1千円となり、前年度の78万206円よりも5.3%、4万794円増えています。

 都道府県別の1人当たり老人医療費は、最も高いのが福岡県で5.6%増の101万9千円、2位が北海道で4.8%増の100万1千円で16年度と順位は変わりません。3位は前年度5位の高知県で6.7%増の95万8千円、4位は大阪府で4.9%増の95万8千円(前年度3位)、5位は長崎県で4.7%増の94万4千円(同4位)となりました。

 最も低いのは長野県で6.0%増の67万3千円です。以下、新潟県5.5%増の68万7千円、山形県5.2%増の69万6千円、岩手県3.6%増の69万8千円、静岡県5.6%増の70万9千円と続きます。こちらの5県も岩手と静岡の順位が入れ替わりましたが16年度と同様です。

 最高の福岡県と最低の長野県の差は1.52倍で、前年度と同じです。47都道府県では100万円台が2道県、90万円台6府県、80万円台17都府県、70万円台18県、60万円台4県の構成になっています。

 一方、1人当たり老人医療費を前年度の伸び率でみますと、最も高いのは沖縄県の7.6%で、群馬県の6.8%、鳥取県と高知県の6.7%、鹿児島県の6.6%と続きます。低いのは秋田県と青森県の3.5%、岩手県の3.6%と、東北3県が3%台です。