レセ電算は医療機関の11%に (電算化)

 

 財団法人・医療保険業務研究協会はこのほど、今年5月診療分の診療報酬等明細書の電算化状況をまとめました。それによると、レセプト電算処理システムに参加している医科医療機関は前年度より4113施設増えて1万656施設となり、順調に伸びていることがわかりました。請求医療機関数に占める割合は、4.3ポイント増の11.0%となりました。

 都道府県別にみると、富山が最も普及率が高く25.0%です。次いで千葉と大分の19.2%が高くなっています。件数でみると、23.9%のレセプトがレセプト電算処理システムを通して請求されています。

 一方、調剤についてみると、レセプト電算処理システムに参加している調剤薬局は2万9593で、請求薬局数に占める割合は前年より11.8ポイント増の58.3%となり、6割に近い水準に達しています。都道府県別にみると、最高は新潟の78.3%で、次いで鳥取74.8%、長崎74.5%でした。レセプト件数では前年より11.8ポイント増の78.5%となりました。

 医科・歯科・調剤をあわせたレセ電算システムの普及率は18.4%、レセプト件数では36.9%となりました。なお、歯科にはレセプト電算処理システムは導入されていません。

 これは、社会保険診療報酬支払基金が毎年5月診療分における医科・歯科・調剤レセプトの電子計算機による作成状況を調べているものです。

 医科医療機関のうち、レセプトを電算機で作成している医療機関は、前年より7.1%増の8万2893施設となり、全体の85.3%となりました。都道府県別にみると、電算化率が最も高いのは、岩手92.9%で、次いで愛知91.9%、三重91.8%でした。レセプト件数でみると、96.5%のレセプトが電算機で作成されています。