受診率が4年ぶりにアップ

 

 

 厚生労働省は3月27日、平成19年度地域保健・老人保健事業報告書の概況を公表しました。老人保健事業における基本健診の受診率は前年度を上回り、4年ぶりにアップしたことが分かりました。

 40歳以上を対象にした基本健診の受診率は42.6%と、18年度の42.4%から0.2%ポイント上回りました。受診率は15年度の44.8%から低下傾向を示していましたが、4年ぶりに上昇しました。

 19年度の受診者数は35万人増加し、1344万人。男女別の内訳は、男性470万3千人、女性873万6千人です。

 「要医療」の割合をみると、男性は40〜49歳が42.0%、50〜59歳が51.5%、60〜64歳が55.9%、65〜69歳が57.5%、70〜74歳が60.9%、75歳以上が64.8%となり、50代から5割、60代から6割を超えています。女性はそれぞれ27.8%、42.4%、49.8%、54.0%、58.9%、65.5%。こちらは60代後半から5割、70代後半から6割を超えることが分かります。

 都道府県別でみると、最高が東京の62.8%、最低が高知の20.9%東京に次ぐ50%台は山形、埼玉、愛知、秋田、佐賀、宮城、富山の7県。一方、20%台は高知のほか、広島、長崎、愛媛、沖縄、福岡となっています。

 喫煙率は、男性27.7%、女性6.0%。都道府県別では、男性の最高は山梨の37.9%です。最低は広島の16.3%であり、その差は2.3倍です。女性の最高は北海道の11.4%です。最低は鹿児島の1.8%で差は6.3倍となっています。

 がん検診の受診率は、乳がんは前年度よりも1.3ポイント上昇し、14.2%になっています。子宮がんと大腸がんもそれぞれ0.2ポイント上昇して18.8%です。一方、肺がんは0.8ポイント低下の21.6%、胃がんは0.3ポイント低下し、11.8%になりました。