合格率は89.3%で横ばい

 

 

 厚労省は3月18日、第105回医師国家試験の合格発表を行いました。受験者数8611人に対し合格者は7686人で合格率は89.3%でした。新卒者だけでみると合格率は92.6%です。合格者数に占める割合は男性67.5%、女性32.5%で女性が約3割を占め、合格率は男性88.0%、女性91.9%で女性のほうが高くなっています。

 第105回医師国家試験は2月12〜14日の3日間で、東京都のほか11カ所で実施しました。

 受験者数は8611人、合格者数は7686人で、合格率は89.3%でした。最近10年間の合格率の推移をみると、合格率は90%前後でほぼ安定しています。前回は89.2%でほぼ同じ、前々回は91.0%で若干高かったです。

 新卒者のみの合格率は92.6%で3ポイント程度上昇します。合格率は受験回数の多い受験者ほど低くなり、受験可能回数2回の21年度では78.6%、3回の20年度では54.9%、5回の18年度では23.1%まで下がり、受験可能回数10回以上では3.7%まで落ち込みます。

 今回の試験の合格者の男女比は男性67.5%、女性32.5%で、男性が約7割、女性が約3割となりました。男女比は女性の割合が少しずつ上昇していますが、20年度に34.2%になってから2年連続で下がっています。

 合格率は男性88.0%、女性91.9%で女性のほうが高いです。女性の合格率が高い傾向は一貫しています。

 大学別では東京慈恵医科大学、大阪医科大学の新卒の合格率が100%となりました。既卒を含めた合格率は公立全体で92.2%、国立で90.4%、私立で88.0%と、公立で高くなっています。公立は滋賀医科大学が99.0%、私立は自治医科大学が99.0%で最も高いです。