再就職で7割が短時間勤務望む

 

 

 厚労省は3月31日、看護職員就業状況実態調査の結果を公表しました。現在、看護職員として働いておらず、今後再就職で看護職を希望する者の7割が、短時間勤務を望んでいることが分かりました。

 看護職員の定着促進や離職者の最就業支援等の施策を進めるため、看護職免許を持つ方を対象に実施しました。調査時期は昨年8月から今年1月です。有効回答数は2万388人で、看護職員に就業している1万7384人(85%)、就業していない3004人(15%)です。

 看護職員として就業している方の状況をみると、現在の雇用形態は「正社員」が82%で最も多く、次いで「パート・アルバイト」12%、「短時間正社員」1%でした。就業継続の予定は、「今の施設で看護職員として働きたい」が64%で最も多く、次いで「他施設で看護職員として働きたい」17%、「看護職員以外として働きたい」3%となりました。

 看護職員として就業していない方の今後の再就職希望をみると、「看護職員」が36%で最も多く、「未定」24%、「看護職員以外」20%、「就職希望なし」18%となりました。

 看護職員として働きたいと回答した方の希望の雇用形態は「パート・アルバイト」48%、「正社員」30%、「短時間正社員」19%で、7割が短時間勤務を望んでおり、再就職を可能とするためには多様な勤務形態の導入が必要であることが示されました。再就職への不安では、「最新の看護知識・技術に対応できるか」「家事・子育てと両立できるか」がともに3分の1を占めました。

 退職経験のある方の退職理由は、最多が「出産・育児」の22%で、「その他」20%、「結婚」18%、「他施設への興味」15%でした。再就職時の雇用形態は「パート・アルバイト」49%、「正社員」40%の順で、「短時間正社員」は3%にとどまりました。