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 健保連は(平井克彦会長)は12日、平成24年度高額レセプト上位を発表しました。1ヵ月の医療費が1千万円以上のものは、前年度より75件増加して、過去最高の254件となりました。1位は8481万1650円(血友病)で、前年度の1億1550万4940円(血友病)の過去最高額を下回りましたが、上位5位のすべてで初めて4千万円を超えました。

 

 健保連は各健保組合から徴収する調整保険料率のうち、0.1%相当額を「高額医療交付金事業」に充てています。同事業ではレセプト1件の月額医療費のうち、一般疾病で100万円、特定疾病で40万円を超えた額を交付しています。特定疾病は人工腎臓による慢性腎不全、血友病、抗ウイルス剤を投与している後天性免疫不全症候群―です。

 この交付事業で申請されたレセプトの状況を健保連は毎年度発表しています。1ヵ月の医療費が1千万円以上のものは、過去最高の254件です。内訳は循環器系疾患が59件(全体の23%)、血友病が61件(同24%)、先天性疾患が78件(同31%)、悪性腫瘍が12件(同5%)、その他が44件(同17%)−です。

 上位は血友病(後天性含む)が多くなっています。1位〜7位まで血友病が占め、8位は重症心不全、9位も血友病、10位は完全大血管転位症となっています。

 

 金額階級別に交付件数をみると、500万円以上は4805件で、18年度を100とした指数は179(対前年度比7.81%増)、400〜500万円未満は4842件で、同163(同5.03%増)、300〜400万円未満は1万2181件で、同162(同5.78%増)です。

 全体的に増加傾向にありますが、40万円超〜100万円未満は9万434件で、同83(同1.93%減)と微減となっています。